研究課題/領域番号 |
15K15360
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
中尾 眞二 金沢大学, 医学系, 教授 (70217660)
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連携研究者 |
吉田 善紀 京都大学, iPS細胞研究所, 講師 (20447965)
西内 巧 金沢大学, 学際科学実験センター, 准教授 (20334790)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 再生不良性貧血 / 造血幹前駆細胞 / CXCR4 / BRGSマウス / iPS細胞 / 6pLOH |
研究成果の概要 |
余剰造血幹前駆細胞(HSPC)のマーカーであるCXCR4陽性のHSCPを活性化できれば、再生不良性貧血(再不貧)患者の造血機能を改善させられる可能性がある。免疫不全マウスの骨髄内にヒトCD34(+)細胞を移植したところ、3.3-20.4%のヒトCD45陽性細胞の再生を確認した。6pLOH陽性の再不貧患者単球由来iPS細胞からHSPCを誘導し、同じマウスに移植したところ、患者体内で優勢であった6pLOH(+)HSPCのCXCR4(+)細胞割合(平均10.2%)は野生型(50.7%)に比べて有意に低値であった。野生型CXCR4(+)HSPCをin vivoで活性化させる方法を現在検討中である。
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自由記述の分野 |
血液内科学
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