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2016 年度 研究成果報告書

ロドデノール誘発性白斑症における隠蔽自己抗原の解析とその応用

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15375
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 膠原病・アレルギー内科学
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

松下 祥  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (50167649)

連携研究者 土田 哲也  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (70126126)
中村 晃一郎  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (60175502)
川野 雅章  埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (30447528)
高木 理英  埼玉医科大学, 医学部, 助手 (00569080)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードメラノーマ / ロドデノール / 白斑症 / 自己免疫 / T細胞 / チロシナーゼ / HLA / 隠ぺい自己抗原
研究成果の概要

美白剤に含まれるロドデノール(rhododendrol)は皮膚の白斑症を誘発するため社会的問題となったが、その発症機序についての説明はすべての患者の症状を充分に説明出来るものではなかった。そこで我々は「隠蔽自己抗原」の概念を用いて、ロドデノールの結合を受けたチロシナーゼ蛋白から隠蔽自己抗原ペプチドが産生され、これを非自己と認識したT細胞によってメラノサイトが傷害される事、さらにはこの免疫応答を利用してロドデノールがメラノーマに対する抗腫瘍免疫応答を誘導出来る事を証明した。
今後はロドデノールの臨床応用も視野に入れた研究や、尋常性白斑の研究にも発展させたい。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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