研究課題/領域番号 |
15K15419
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
荒瀬 規子 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (30360481)
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連携研究者 |
片山 一朗 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80191980)
小豆澤 宏明 奈良県立医科大学, 大学院医学研究科, 准教授 (10379240)
荒瀬 尚 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (10261900)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | β2GPI / HLA Class II / ulcer / autoantibody |
研究成果の概要 |
申請者らは細胞内のミスフォールド蛋白質がHLAクラスII分子と会合し、この複合体に対する自己抗体が種々の自己免疫疾患で自己抗体の標的分子となることを明らかにした。さらに原因不明の難治性皮膚潰瘍患者の27%にβ2GPI/HLAクラスII複合体抗体を見出した。またβ2GPI/HLAクラスII複合体が患者の潰瘍出現前の皮膚組織に認められた。以上より一部の慢性皮膚潰瘍患者においてβ2GPI/HLAクラスII複合体抗体が慢性皮膚潰瘍の発症機構に関わる可能性が考えられた。さらにミスフォールドHLAクラスI/HLAクラスII複合体に対する抗体をある皮膚疾患で見出しさらに他疾患でも見つかる可能性があった。
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自由記述の分野 |
皮膚科学
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