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2016 年度 研究成果報告書

超高解像度顕微鏡を用いた重粒子線誘発DNAクラスター損傷修復の可視化

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15449
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 放射線科学
研究機関公益財団法人佐々木研究所 (2016)
群馬大学 (2015)

研究代表者

磯野 真由  公益財団法人佐々木研究所, 附属研究所, 研究員(移行) (90713511)

研究協力者 柴田 淳史  国立大学法人群馬大学, 医学系研究科, 助教 (30707633)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードDNAクラスター損傷 / 重粒子線 / 染色体異常
研究成果の概要

重粒子線照射は局所集中的に多様なDNA損傷(クラスター損傷)を誘発すると考えられているが、未だ細胞レベルでクラスター損傷の可視化は出来ていない。本研究では次世代3D超高解像度顕微鏡を用いて重粒子線誘発DNA損傷の可視化を試みた。重粒子線誘発DNA二本鎖切断(DSB)の可視化には、DSB末端の一本鎖DNA領域に集積するRPA fociをマーカーとして用いた。我々は重粒子線が通過した軌道上に非常に近接して複数個のRPA fociが存在することを見出した。このような近接した複数のDSBの生成は、重粒子線特異的であり、X線と比較した際の高い染色体異常や細胞致死性を導く要因となることが示唆された。

自由記述の分野

放射線生物学

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公開日: 2018-03-22  

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