研究課題
挑戦的萌芽研究
膵臓癌患者を対象とし、血清中の糖鎖の網羅的解析を行い、膵臓癌に特異的な糖鎖マーカーを検索した。健常者群と膵臓癌患者群との間でOPLS法による層別化が有意に可能であった。膵臓癌患者17例と健常者の11例の血漿から、タンパク質と修飾N型糖鎖の質量分析を行った。膵臓癌患者のおける血清中の糖鎖の網羅的解析を行い、6糖鎖を抽出し、そのうち4糖鎖は再現可能であった.今後これらの糖鎖測定により膵臓癌の早期発見や再発の発見に有用になることが示唆された.
消化器外科