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2016 年度 研究成果報告書

もやもや病患者由来iPS細胞を用いた血管平滑筋細胞の分化誘導と機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15520
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 脳神経外科学
研究機関北海道大学

研究代表者

寳金 清博  北海道大学, 大学病院, 教授 (90229146)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードもやもや病 / iPS細胞 / 平滑筋細胞
研究成果の概要

もやもや病の病態を解析するため、もやもや病特異的iPS細胞から平滑筋細胞を分化誘導した。まず、iPS細胞から神経堤細胞を分化誘導し、それらの細胞は99%以上でp75陽性であることを確認した。それらの細胞に対して平滑筋細胞へと分化誘導を行ったが、分化誘導の途中で細胞の老化、増殖能力の低下が認められた。最終的に残った細胞に対して免疫染色を行ったところ、ほぼ全ての細胞でα-SMA、SM22陽性であり、平滑筋細胞へと分化していることが示された。しかし、細胞の増殖能力低下のため、解析に必要な十分な細胞数を得ることが困難であった。今後、細胞の老化を防ぐために分化誘導方法を改良する必要があると考えられる。

自由記述の分野

neurosurgery

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公開日: 2018-03-22  

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