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2016 年度 研究成果報告書

麻酔は術後がん再発転移に影響するか?:末梢血腫瘍DNAとバイオマーカーによる検討

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15568
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 麻酔科学
研究機関信州大学

研究代表者

川真田 樹人  信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (90315523)

研究分担者 石田 高志  信州大学, 医学部附属病院, 助教(特定雇用) (60531952)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード末梢血腫瘍DNA / 周術期 / がん転移 / 麻酔法
研究成果の概要

麻酔・周術期管理が、術後のがん再発・転移に及ぼす大きな影響を検討するため、悪性黒色腫と肺悪性腫瘍患者を対象に、周術期における末梢血中に出現するBRAF遺伝子変異などのがん細胞DNA(circulating tumor DNA: ctDNA)の検出と、麻酔方法やサイトカインを計測した。BRAF遺伝子変異を持たない悪性黒色腫患者で、周術期に新たにBRAF遺伝子変異ctDNAが検出された例はなかった。対象を肺悪性腫瘍患者にも拡大しても、周術期に新たな変異するctDNAは検出できなかった。麻酔関連薬のctDNAへの影響を検討するには、末期がん患者における緩和ケアなどでの検討が必要と思われた。

自由記述の分野

麻酔蘇生学

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公開日: 2018-03-22   更新日: 2018-04-03  

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