研究課題/領域番号 |
15K15588
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
岩本 晃明 国際医療福祉大学, 大学病院, 教授 (60046117)
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連携研究者 |
森川 康秀 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (90124958)
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研究協力者 |
中澤 龍斗 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師
野澤 資亜利 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 研究員
小川 健司 慶應義塾大学, 大学院・理工学研究科, 大学院生
冨塚 大輔 慶應義塾大学, 大学院・理工学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 非閉塞性無精子症 / 顕微鏡下精巣内精子回収術 / 精巣硬度 / 造精機能障害モデル停留精巣 / Johnsen score / haptics / 精子回収率 / scarling |
研究成果の概要 |
顕微鏡下精巣内精子回収術において、回収率を上げるための客観的な指標として、精密な機械計測によって精細管の硬さを評価することを発案した。その第一歩として精巣を微小力センサを用いた装置により押し込み、反力を測定することで硬さ測定を試みた。実験的停留精巣ハムスターモデルを作製し、精子形成不全をきたした精巣の硬さを測定し、さらにその精子形成能をJohnsenスコア(JS)によって病理学的に評価した。その結果、停留精巣群は無処置群より硬さ及びJSの有意な低下を認め、硬さとJSの間には強い正の相関が見られた。以上より、精巣の硬さが精子形成能評価の新たな指標として有用であることが内外文献上初めて示された。
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自由記述の分野 |
泌尿器科
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