研究課題
シャント血管モデルの作製とバイパス機能評価動静脈シャントにおける静脈側での狭窄症例の動物モデルをビーグル犬の頸部血管で再現することに成功した。ビーグル犬の皮下に円柱状の鋳型を埋入し、2ヶ月後に取り出すと自己組織のみからなる管状の自己結合組織体(バイオチューブ)を得ることができた。これを先に作製した動静脈シャントモデルの静脈にバイパスすることができた。移植後の生体内機能を血管造影検査によって確かめることができた。
2: おおむね順調に進展している
動物実験モデルが確立でき、得られたバイオチューブがシャント血管として有用であることが確認できるなど、当初の計画通りに研究を進めることができたため
特に問題はなく、当初の計画通りに進める。
10,148円の未使用額が少し生じたが、今年度の交付額はほぼ支出した。
消耗品費として有効に研究に活用する。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件)
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