研究課題
挑戦的萌芽研究
患者の体内において移植用組織体を作製できる再生医療技術「生体内組織形成術」を用いて、本研究シーズのバイオチューブを開発してきた。従来の細胞が必須の再生医療技術では常識であった培養操作や滅菌施設を一切必要とせず、単に鋳型を皮下に一時期入れておくだけで、ほぼ自動的に確実に自家移植体が簡単にできる。本研究では、ビーグル犬にてシャントモデルを作製し、バイオチューブの移植評価を行った。倫理委員会の承認を得て、ヒト体内でバイオチューブが作製できることを確かめ、狭窄シャント血管のバイパス術に応用した。
再生医療工学、医療機器開発