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2016 年度 研究成果報告書

腫瘍内不均一性に基づいた抗がん剤耐性機構の打破

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15598
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 産婦人科学
研究機関新潟大学

研究代表者

榎本 隆之  新潟大学, 医歯学系, 教授 (90283754)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードintratumor heterogeneity / cancer genome / spheroid
研究成果の概要

対象を婦人科悪性腫瘍とし、臨床検体からスフェロイド培養を実施し、合計卵巣癌5例、子宮体癌4例、子宮頸癌1例、子宮癌肉腫1例のスフェロイド樹立に成功した。次に幹細胞形質に関与するSex-determining region Y-box 2 (SOX2) 遺伝子に注目し、子宮体癌細胞株を用いてSOX2の機能解析を行った。SOX2発現は子宮体癌細胞株の細胞増殖に強く関与しており、細胞周期調節に影響していた。SOX2発現は類内膜癌の悪性度及び予後と関連し、SOX2高発現+p21低発現群では、統計学的に有意に予後不良であり、SOX2とp21が子宮体癌の予後分子マーカーになりうることを明らかにした。

自由記述の分野

婦人科腫瘍

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公開日: 2018-03-22  

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