マイクロ流路を利用して細胞反応評価・活性酸素測定を行い流路に組み込むバイオ電池や眼球を直接バイオエネルギーに利用できる可能性を検討した。27年度は10ミクロンの細孔のアレイを有するポーラス化ポリジメチルシロキサン(PDMS)膜、および流路構造を有するPDMSモールドを作製し、ARPEをこの流路に培養できた。28年度はHUVECのARPEとの共培養が出来るようになり、HUVECは特に低グルコースなどの負荷でARPE側に移動した。負荷による細胞死はミトコンドリアがかかわる可能性が判明し、活性酸素の発生の変化がミトコンドリアで見られ、バイオ電池作製の第一歩になった。
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