• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

「急がば回れ」の骨再生:骨吸収促進薬を用いた新規骨疾患治療薬の探索

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K15683
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関新潟大学

研究代表者

佐伯 万騎男  新潟大学, 医歯学系, 教授 (30273692)

連携研究者 芳澤 享子  松本歯科大学, 歯学部, 教授 (60303137)
研究協力者 秋葉 陽介  新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (70547512)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード骨再生 / 破骨細胞 / 骨吸収
研究成果の概要

様々な骨吸収抑制薬が骨粗鬆症治療薬として臨床応用されているが、骨形成も同時に抑制され、効果が得られない症例が報告されている。その原因として、いまだ詳細が明らかでない破骨細胞と骨芽細胞のカップリング機構の存在を想定することができる。
本研究では、カップリング機構を逆手にとり、破骨細胞分化に影響を与える化合物のスクリーニングを行い、破骨細胞活性化薬の中から、新しいタイプの骨形成促進薬としてケンパウロンを発見した。ケンパウロンは破骨細胞分化のマスター遺伝子であるNFATを活性化するとともにRANKL依存性の破骨細胞分化を著明に促進した。ラット頭蓋骨の欠損モデルにおいて、ケンパウロンは骨再生を促進した。

自由記述の分野

歯科薬理学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi