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2016 年度 研究成果報告書

ミュータンスレンサ球菌の小児腎臓病への関与の可能性の追究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15754
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関大阪大学

研究代表者

仲野 和彦  大阪大学, 歯学研究科, 教授 (00379083)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードStreptococcus mutans / IgA腎症 / コラーゲン結合タンパク / う蝕 / ラット
研究成果の概要

これまでに、IgA腎症患者の口腔内には、菌体表層にコラーゲン結合タンパク(Cnm タンパク)を発現する Streptococcus mutans 株が高頻度で存在することを明らかにした。本研究では、IgA 腎症患者の臨床所見を検討した結果、Cnm 陽性 S. mutans 株保有者では、う蝕経験歯数およびタンパク尿の検出率が有意に高いことが明らかとなった。また、う蝕モデルラットに対して IgA 腎症患者より分離した Cnm 陽性 S. mutans 株を口腔内に定着させて重度のう蝕を誘発後に摘出した腎臓の解析から、Cnm 陽性 S. mutans 株の IgA腎症との関連性が示唆された。

自由記述の分野

小児歯科学

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公開日: 2018-03-22  

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