肥満―歯周病―認知症で相互作用があるのか、その際オートファジー機能とはどのような関連があるのかを解析するため、神経細胞株に、歯周病原細菌由来LPS刺激および各種アディポカインやサイトカインを高血糖培地で培養し、レプチン、レプチン受容体やオートファジー関連因子の発現に違いを調べた。イメージングサイトメーターを使用し、各種サイトカイン、アディポカイン誘導時の細胞にてオートファジー関連因子の発現と細胞形態に関連があるのか、細胞内の転写因子局在などについて解析している。各種シグナル伝達抑制剤およびレプチン、レプチン受容体のsiRNAを作成し、神経細胞株に遺伝子導入後の変化について確認する予定である。
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