夜勤後の日中の仮眠時の光環境の違いが、その後の覚醒時の認知パフォーマンスに及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。12人の健康な被験者(年齢:24.8±4.3歳)は、夜勤後の仮眠中の明るさ(Bright条件 vs Dim条件)による2条件のそれぞれ3日間の実験に参加した。 Bright条件は、十分な休息がとれなかったために仮眠直後の注意力は低下したが、目覚めがよいために精神運動機能は維持された可能性が考えられた。夜間入眠直前は、日中Bright条件で、Dim条件に比べ眠気が生じる時間帯が早くなっていた。シフト形態に合わせて夜勤後の日中仮眠時の光環境を選択する必要性が示唆された。
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