研究課題/領域番号 |
15K15804
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
嶌田 理佳 名古屋市立大学, 看護学部, 准教授 (40331673)
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研究協力者 |
Kerry Read-Seal セントラル・クィーンズランド大学, 看護学部, 教授
山口 知香枝 名古屋市立大学, 看護学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | Mask-Ed / シミュレーション教育 / 看護基礎教育 / 学習効果 / 模擬患者 / リアリティ |
研究成果の概要 |
看護学部3年生を対象として「術後初めての離床を安全に実施する方法を学ぶ」ことを目的としたMask-Edによる演習を実施した。演習後にフォーカスグループインタビューを行って学習効果を評価した。その結果、「患者の外観」と「演習のシナリオ」という2つリアリティによって、学生は一般的な技術演習とは異なる臨場感や緊張感を覚えながら患者に自然体で接し、患者の反応に合わせて考えながら行動し、学生は臨床での実践に向けて自信を獲得するという学習効果を得ていたことが明らかとなった。また、臨床で遭遇する場面を設定するだけでなく、よりリアルな患者を演じて演習を進行する教員の技量も求められることが示唆された。
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自由記述の分野 |
クリティカルケア看護学
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