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2018 年度 研究成果報告書

後進への育成役割を担う看護師の世代継承性を測定するための尺度開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15806
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 基礎看護学
研究機関関西医科大学 (2018)
兵庫県立大学 (2015-2017)

研究代表者

藤原 史博  関西医科大学, 看護学部, 講師 (00584210)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード看護師 / 世代継承性 / 育成役割 / 尺度開発
研究成果の概要

後進への育成役割を実質的に担う立場にある看護師の「世代継承性(generativity)」について定量的に測定し実証することを可能にする尺度(看護師世代継承性測定尺度)を開発することを目的に、本研究では、尺度の因子となり得る要素の構造を検討し、開発する尺度の概念枠組みの構築、質問項目の検討を実施した。下位尺度として【受けた育成への肯定的意味づけ】【絶えざる自己研鑽】【育成者としての葛藤克服】【恩義の世代超越的返済】【恩義の世代超越的返済上の葛藤】【後継者への職位の発展的委譲】【組織固有のDNAの伝承】の7つを特定し、それぞれの質問項目が開発された。

自由記述の分野

看護管理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

人の生命や健康に貢献する役割にある看護師の職能に特化し、勤務する職場において後進を育成しようとする関心や信念といった、個人差を伴う自発的な欲求や動機がどの程度の水準であるかについて、客観的に測定することが可能となる。測定された結果を用いることで、例えば後進を育成する志向が高い結果であった看護師を各看護単位に配置することや、現任教育担当者を選任する際の根拠とする等の活用が見込まれ、看護専門職としての育成の観点において戦略的な推進に寄与し得る。

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公開日: 2020-03-30  

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