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2018 年度 研究成果報告書

脳卒中再生医療時代の新たな機能低下予防介入を目指して:末梢神経機能評価への着眼

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15827
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 臨床看護学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

宮松 直美  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90314145)

研究分担者 西川 智文  京都光華女子大学, 健康科学部, 教授 (20647945)
森野 亜弓  滋賀医科大学, 医学部, 客員助教 (10633729)
一浦 嘉代子  滋賀医科大学, 医学部, 客員助教 (10738694)
池本 優子  滋賀医科大学, 医学部, 助手 (90768433)
森本 朱実  宝塚大学, 看護学部, 講師 (00780701)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード末梢神経 / 脳卒中 / 麻痺
研究成果の概要

脳卒中患者の中で「片麻痺の有無」を問う質問に回答し、調査に同意を得られた61名を対象(分析対象肢数は122肢)とした。分析対象者を年代別(60歳以下、61-70歳、71-80歳、81歳以上)に分け、腓腹神経活動電位振幅(96肢)、腓腹神経伝達速度(95肢)との関連を検討した。加齢によって振幅は縮小する傾向が認められた(p=0.001)。速度に関しても高齢になるに伴い速度は低下することが示された(p<0.001)。
麻痺側肢・健側肢間において振幅および速度の統計学的に有意な相違は認められなかった。麻痺保有者と非保有者と比較してリハビリの実施割合が高かった(それぞれ64%、36%、p<0.001)。

自由記述の分野

成人看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

脳卒中患者において加齢ともなって振幅は小さく、速度は遅くなっていることが明らかとなった。一方で麻痺側肢、健側肢における振幅と速度との関連は、統計学的に有意な相違は認められなかった。加齢に伴うこれらの変化が一般集団と異なるかどうかについて今後の検討が必要と考えられた。

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公開日: 2020-03-30  

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