ブラックライトを用いた高齢者の徘徊防止支援システムが開発されている。このシステムで使用された蛍光塗料には二つの問題がある。一つは可視光下で蛍光塗料の境界が見えること、もう一つは洗濯によって衣服から蛍光塗料が退色することである。これらの問題を解決するために我々は蛍光トナーを使用した。蛍光トナーをレーザープリンタでPPC用紙に印刷し、用紙上の蛍光トナーをアイロンで加熱し、衣服に転写した。本研究では2つの印刷技術を開発した。一つは画像処理技術で他方は転写技術であった。蛍光トナーを用いて印刷する方法は、衣服と転写した部分の境界が可視光下で見えず洗濯後の蛍光強度も大きな変化は見られなかったされ。
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