研究課題
挑戦的萌芽研究
自閉スペクトラム症(ASD)を有する人への訪問看護の内容、実施度、困難度、訪問看護職者の教育ニーズの調査、多職種型教育プログラムの実施より以下の結果を得た。(1)分析の結果、【対人関係支援】など12のカテゴリーが生成された。(2)92.7%の訪問看護師が、わかりやすいコミュニケーションを実施していた。一方、69%の訪問看護師は就労支援、家族への支援に困難を感じていた。(3)訪問看護師の教育ニーズはASDに関する知識、本人および家族への適切な対応方法、事例検討などだった。(4)多職種型教育プログラムを実施した結果、知識の増加および在宅看護の質自己評価において研修前後で有意な差は認められなかった。
精神看護学