潜在看護職が今後、地域の認知症者と家族への支援活動(役割)にあたり、必要な学習内容、活動の内容・場(施設や自宅など)、活動条件などを明らかにした。 看護系大学ならびに専門学校の同窓会会員の未就業者489名から、支援に関心のある場合の活動条件は、活動時間、支援内容、給与の順に検討をする必要があることが明確となった。2-3回/週または2-3回/月の活動頻度で、支援内容は、認知症者・家族への相談、本人の好みの話をする、施設入所中・通所中の人・家族への相談とし、研修プログラムとして、コミュニケーションスキル、認知症の診断と治療、特有な行動への対応など実践を重視したプログラムの必要性が明確となった。
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