在宅酸素療法を行っている65歳以上のCOPD患者に対して外来看護師が外来で個別指導した場合と訪問看護を行い指導した場合の比較検討を行った.介入の違いで急性増悪に有意差はなかったが,訪問看護を行った患者の方がセルフマネジメントに必要な情報LINQで「病気の理解度」や「薬」の病状や治療に関すること,「自己管理」「運動」など日常生活に関する情報を多く得ていた.訪問で指導を行った患者はセルフマネジメントに必要な情報を得ているため,今後COPD患者の急性増悪を予防するためには,訪問看護は患者が得ている情報を行動に移しセルフモニタリングできるように支援していくことが求められる結果となった.
|