限界集落に暮らす高齢者とその生活を支える支援者を対象に、地域で支え合う力をソーシャルキャピタルの視点から明らかにする目的で限界集落の60歳以上の住民82人と支援者23人に調査を行った。調査内容は、基本属性、地域活動への参加状況、人とのつきあい、他者への信頼度、地域への愛着状況、健康状態、社会参加状況等である。 その結果、地域の信頼感が高い内容は、①ソーシャルサポートネットワークが大きい、②健康状態が良いと感じている、③規範活性化要因が高い、④地区に愛着を感じる、⑤高齢者支援力が高い者等であった。
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