研究課題
若手研究(B)
本研究は,集積された大量のデータを質の高い情報に変換するビッグデータ解析において,FPGAを用いて構成するアクセラレータを導入することで,現実的な計算時間と可能な限り低いコストで実現する計算機システムの開発と性能の実証を行った.多数のデータ走査を要するビッグデータ解析の一部を,計算のボトルネックとなる通信と同時に行うことにより,大きな性能向上が可能となる.データベース処理と計算生物学のアプリケーションを対象にした研究を通して,計算速度を数倍から数十倍高速化できることを確認した.
コンピュータシステム