本研究では、無線ネットワークで接続された情報家電機器やIoTデバイスの違いをユーザが意識することなく、AR(Augmented Reality)技術を利用して直感的に機器の識別や操作、管理を実現するための機器管理制御フレームワークiHAC(intuitive Home Appliance Control)を開発した。iHACシステムと機器の型番しか情報提供されない従来システムを利用して情報家電機器の制御に係る評価実験を行った。その結果、AR技術によりユーザへ操作対象機器の設置場所を可視化することにより、制御アプリケーションの操作時間や操作回数を約45.5%削減できることを明らかにした。
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