研究課題
若手研究(B)
高精細ディスプレイの4画素を束ねた面積階調表示を利用することで、各画素8bitのディスプレイにおいても、色深度を10bit以上へと拡張できることが確認された。また、4画素の表示パターンが知覚画質与える影響の確認も行った。例えば、ランダムパターンでは画像中の平坦領域において,隣接画素との間で輝度バランスが崩れ、ごま塩状のノイズが発生する。水平方向に高コントラストのパターンでは、ディスプレイの構造に起因すると思われる着色現象が確認されるなど、表示方法にはまだ検討の余地が残されている。
画像情報処理