筋肉の動きをイオン性液体ゲルと導電性ポリマーをコーティングした布状電極を用いたウェアラブル電極により計測を行った。布へ印刷方法として、シリコーンゴムを用いてネガパターンを形成後に、その内側に導電性ポリマー、イオン液体性ゲル等を形成する方法を開発した。この方法で試作した電極の特徴として、医療用のものに比べインピーダンスが低く、1カ月以上乾燥しないため24時間以上の長時間の使用が可能であることが分かった。筋電計測時には、通常用いられている医療用電極と同様の波形が得られることを確認し、M,V,H波形の計測に成功した。
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