2018年5月に11th Edition of its Language Resources and Evaluation ConferenceにおいてAll-words Word Sense Disambiguation Using Concept Embeddingsというタイトルでポスター発表を行った. また,サバティカル中に訪れた英国の企業3社で研究紹介を行うに当たり,本研究を紹介した. また,より大きなコーパスが入手できたので,再実験を行い,四つのベースライン(ランダムベースライン,見せかけの最頻出語義,Yarowskyの手法,LDAWordNet)と比較して,最も正解率が高いことを確かめた.機械学習でのパラメータだけではなく,(1)単語ではなくコンセプトに分散表現を作ることの効果や,(2)繰り返しによる語義推定の効果についても実験を行った結果,コンセプトの利用が有効であることと,多数の繰り返しはあまり効果がないことが分かった.この結果についてはジャーナル論文を執筆し,既に掲載が決定している(2019年6月に掲載予定である).さらに,英国オックスフォード大学で行われた6th Annual Oxbridge Woman In Computer Science Conference 2019においても関連する実験結果について紹介した. また,関連する論文がACMのTALIPPと言語処理学会のジャーナルに掲載された.
|