研究課題
若手研究(B)
多様なスキルレベルや演奏表現を含む演奏者の音楽性を捉える統計モデルに基づく演奏モデルを構成し、情報処理技術への応用を研究した。テンポ変動・発音時刻のゆらぎ・消音時刻のゆらぎ・演奏誤りなどを含む詳細な演奏モデルを構築し、自動伴奏・楽譜と演奏のアラインメント・自動採譜をはじめとする複数の応用へとつなげることに成功した。また演奏表情付け・自動採譜・音楽アラインメントなどの研究に必要な、楽譜情報とマッチングがとれた演奏データを収集整備し、今後の研究での利用を可能にした。ジャーナル論文4件、査読有り国際会議論文15件、その他の学会発表38件など多くの成果が得られた。
音楽情報学