研究課題
若手研究(B)
本研究において、次世代シーケンサーHiSeq2500を用いて放射線がゲノムDNAに与える損傷の種類と頻度を直接計測することを試みた。HT1080細胞1細胞に84 mGy, 390 mGy, 1885 mGyのγ線照射を行いその細胞を培養して増殖させてからDNAを抽出し全ゲノムシーケンスを行った。ラージデリーションについては検出数自体がほとんどなく線量が増加しても差は見られなかったが、1塩基置換や挿入・欠失の数は1885 mGyにおいて増加していることが確認された。
分子生物学