研究課題
若手研究(B)
ネコにおけるPCBs短期投与試験およびBDE209長期投与試験を実施し、ネコにおける有機ハロゲン化合物の生体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)の解明、甲状腺機能への影響評価、遺伝子解析やオミクス解析による毒性発現メカニズムの解明を目的とし、調査・研究を実施した。その結果、PCBsおよびBDE209曝露によって、甲状腺機能への影響のみならず酸化ストレスの増大やNADPHの生産の撹乱、脂質代謝機能や免疫機能のかく乱なども予想された。
環境毒性学