• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

褐藻の卵形成に及ぼす細胞内外のホルモンの作用解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K16143
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 環境モデリング・保全修復技術
研究機関大阪府立大学

研究代表者

岩井 久典  大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (70733765)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード褐藻 / 配偶体 / 生殖生長 / フコステロール / 脂肪酸 / PUFAs
研究成果の概要

本研究では、マコンブ配偶体(♀)の細胞内の脂質変化から、生殖生長(卵形成)に関わる脂質のホルモン作用を検討した。卵形成度合(成熟度)の増加に伴い、フコステロール、C14:0、C18:1n9、C18:3n3及びC20:3n3の含有量が減少することが分かった。この内、C14:0及びC18:1n9は、TAG中に局在しており、卵形成におけるエネルギーとして代謝されたと考えられる。フコステロールは生長シグナル分子として、ω3系の多価不飽和脂肪酸は性フェロモンとして代謝されたと考えられる。
なお、細胞外のフコステロールによる生殖生長の誘発は確認されなかった。

自由記述の分野

分析化学、藻類学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi