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2016 年度 研究成果報告書

遺伝的な色覚の多様性が感性の個人差に与える影響

研究課題

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研究課題/領域番号 15K16169
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 デザイン学
研究機関九州大学

研究代表者

平松 千尋  九州大学, 芸術工学研究院, 助教 (30723275)

研究協力者 田嶋 達裕  ジュネーヴ大学, 研究員
妹尾 武治  九州大学, 高等研究院, 准教授
髙嶋 龍彦  九州大学, 芸術工学部, 学生
坂口 寛明  九州大学, 芸術工学部, 学生
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード色覚多型 / 遺伝子 / 感性 / 個人差
研究成果の概要

遺伝的な色覚の多様性が、視覚的注意を反映する視線行動、視覚対象への印象にどのように影響するかを明らかにすることを目的とした。様々な色覚を有する参加者を対象とし、絵画鑑賞中の視線計測、絵画に対する感性評価を行った。その結果、画像特徴や色覚型を反映して視覚的注意が異なった。また、色覚の違いは色彩的印象の個人差に大きく影響し、長期間の色覚経験も印象に反映されていることが示唆された。本研究は、先天的な要因が、後天的な要因とも相互作用しながら、多様な行動様式や感性を作り出していることを実験的に示すことに成功した。得られた成果は、多様性に配慮したデザインの制作につながるなど社会への還元が期待できる。

自由記述の分野

視覚学

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公開日: 2018-03-22  

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