研究課題
若手研究(B)
本研究により、唾液中サブスタンスP (SP)量が年齢と負の相関を示すことが示唆された。また、ショウガ配合口腔内崩壊(OD)錠の服用により、唾液中SP量が上昇した。さらに嚥下内視鏡検査により、嚥下内視鏡スコアと年齢とに負の相関を示し、ショウガ配合OD錠服用により、嚥下内視鏡スコアが改善することが示唆された。以上より、ショウガ配合OD錠服用により、嚥下機能を改善すると共に、唾液中SPが嚥下機能のバイオマーカーとなる可能性が示唆された。
臨床薬理