研究課題
若手研究(B)
本課題では食餌負荷によるインスリン抵抗性の各病態において、食品成分およびエピジェネティクス因子が病態改善に及ぼす影響を検討した。高脂肪食においてβ-カロテンの負荷は病態の増悪をまねく可能性が示唆された。水溶性食物繊維ペクチンは飼料の含量および耐糖能の程度により効果が変化することが明らかとなった。エピジェネティクス因子BRD4の抑制は高フルクトース食の影響を抑制したが、過度のBRD4の抑制は病態を悪化させる可能性が示唆された。
食生活学