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2016 年度 研究成果報告書

栄養不足が起因する精神疾患におけるアストロサイト脂質ラフトの役割

研究課題

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研究課題/領域番号 15K16206
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 食生活学
研究機関東北大学

研究代表者

香川 慶輝  東北大学, 医学系研究科, 助教 (30728887)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード脂肪酸結合蛋白質 / FABP7 / アストロサイト / 脂質ラフト / caveolin-1 / 神経可塑性
研究成果の概要

近年、脳の高次機能や神経疾患と栄養摂取との関係が注目されている。中でもn-3系多価不飽和脂肪酸の摂取不足は精神疾患を誘発することが数多く報告されているが、その分子基盤は不明である。本申請では、アストロサイトに強く発現し、n-3系多価不飽和脂肪酸に親和性を持つFABP7分子に着目し、細胞外部刺激応答の開始点である脂質ラフトの機能制御との関連を検証した。その結果、1. FABP7は脂質ラフト骨格蛋白質caveolin-1の発現を制御することでアストロサイト細胞外部刺激応答を調節すること、2. FABP7-KOアストロサイト由来の液性因子の産生異常が、神経可塑性を変化させること、が判明した。

自由記述の分野

神経科学、分子生物学

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公開日: 2018-03-22  

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