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2017 年度 研究成果報告書

リフィーディングシンドロームの栄養療法開発を目指した発症機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K16214
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 食生活学
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

田中 更沙  兵庫県立大学, 環境人間学部, 助教 (90733387)

連携研究者 坂上 元祥  兵庫県立大学, 環境人間学部, 教授 (20283913)
伊藤 美紀子  兵庫県立大学, 環境人間学部, 教授 (50314852)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードリフィーディングシンドローム / 低リン血症
研究成果の概要

リフィーディングシンドローム(RFS)は、慢性的な栄養不良患者に急速に十分量の栄養療法を始めることで発症する一連の代謝合併症の総称である。低リン血症が必発するため、治療・予防において重要であるが、動物モデルの欠如のため発症メカニズムの詳細は不明である。
ラットを絶食させ、中心静脈からの高カロリー輸液投与にしたが低リン血症は生じなかった。しかしながら、インスリン同時投与により顕著な低リン血症を呈した。さらにリン添加により低リン血症が予防された。以上からRFSを呈する動物モデルの構築、低リン血症予防にも成功した。これはRFSのメカニズム解明の第一段階であり、RFSにおけるリンの重要性が示された。

自由記述の分野

栄養学

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公開日: 2019-03-29  

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