研究課題
若手研究(B)
本研究では、パーソントリップ調査データを用いた、新型インフルエンザの時空間伝染リスク評価の枠組みを提示した。具体的には、家庭内、学校施設内の感染過程を明示化する形で時空間の伝染過程をモデル化し,リスク評価指標として1)感染者数分布,2)終息時点分布,3)感染地区の空間分布、4)感染者の居住地区分布の4つを提案した。さらに、熊本都市圏のパーソントリップ調査データを用いて、実際のリスクを評価し、その有効性を示した。こうした成果に基づいて、国内・海外の関連学会にて研究発表を実施した。
社会安全システム