研究課題
本研究は、心不全の急性増悪で入院した患者に対する早期からの運動療法の安全性と効果を多施設研究によって検証することを目的として行われている。平成27年度には、本研究のプロトコール修正が必要であったため各施設の倫理委員会にプロトコールの修正審査を申請し受理された。そののち、必要物品購入と各施設への配布、実施マニュアルの作成と配布、患者情報シートの作成と配布、オンラインでのWeb割り付けシステムの構築を行い、患者取り込みを開始した。また、本試験で採用するアウトカム指標の有用性に関する調査を生命予後をアウトカムとして行い国際誌へ報告した。
2: おおむね順調に進展している
臨床試験登録並びにWeb割り付けシステムを構築し、試験を開始することができたため。
目標症例数に到達するまで患者取り込みを行い、解析および成果発表を行う。患者取り込みを円滑に進めるため、他職種に対しても本研究の意義と協力を依頼し、症例数の増加に努めていく。
研究プロトコール修正と倫理委員会の修正審査によって取り込み開始が遅延したため、活動量計などの物品購入やデータ入力等の人件費などの支出が少なかったため。
次年度では、患者取り込みの増加に伴い消耗品や人件費等の支出増加を見込んでいる。また、本研究におけるアウトカム指標の妥当性を証明するための研究を実施するため、成果発表費用を見込んでいる。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (27件) (うち招待講演 4件) 図書 (3件)
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