研究課題
本研究は心不全の急性増悪で入院した患者に対する早期運動療法の安全性と効果を多施設研究によって検証することを目的として行われている。本年度も、本試験におけるアウトカム指標として用いている運動機能指標やサルコペニア指標の臨床的意義に関する論文を執筆し、国際誌に報告した。また、心不全における運動療法においておきな阻害因子となるサルコペニアの有病率に関する後ろ向き研究を行い、高齢心不全患者において極めてサルコペニアの合併率が高いことを国際誌に報告した。本試験で検証している早期からの運動療法の必要性を示唆するものと考えられた。平成29年度も症例数の蓄積を継続してきたが、症例数が目標症例数に達していないため、現在、倫理委員会へ登録期間の延長申請を行っている。倫理員会の承認が得られ次第、平成31年3月末までの症例登録を継続する予定である。本試験の結果は国際誌へ報告する予定である。
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すべて 雑誌論文 (14件) (うち国際共著 1件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (13件)
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