研究課題
若手研究(B)
本研究では,求心路遮断性疼痛患者の「患肢の運動表象」の定量的評価方法を確立し,バーチャルリアリティ(Virtual Reality: VR)リハビリの効果と神経メカニズムに明らかにすることを目的とした.本研究によって,定量化された患肢の運動表象と求心路遮断性疼痛との間に有意な相関関係があることが確認された.そして,VRリハビリは患肢の運動表象と求心路遮断性疼痛を同時に改善させることも明らかにした.また,これらの効果は健肢の感覚運動情報の利用によってもたらされることが脳波解析によって示唆された.
理学療法