研究課題
若手研究(B)
本研究は認知症発症の高リスクとなる軽度の認知機能低下がみられる高齢者を対象として、日常生活における身体活動量と脳の構造や機能との関連について明らかにすることを課題として実施した。その結果、認知機能低下を有する高齢者において、日常生活における身体活動量が多い高齢者ほど安静時脳活動の機能的結合性が高いことを明らかにした。また、日常生活の身体活動量が多い高齢者は身体活動量が少ないものと比べて脳の灰白質が少ない傾向があることが示唆された。
健康・スポーツ科学