研究課題
若手研究(B)
ヒトの運動発達の背景にある神経学的メカニズムは未だ明確にされていない。本研究は、新生児期から乳児期にみられる著しい運動発達を神経生理学的観点から解明する目的で、(1)新生児および乳児の柔らかい皮膚にも使用可能な多チャンネル表面筋電電極の開発、(2)全身モーションキャプチャと乳児筋骨格モデルを併用した運動時の固有感覚入力の計測を行った結果、新生児から乳児期の自発運動時の筋間相互相関は発達に伴い変化し、その変化は四肢内の筋グループで大きいことを示した。
運動発達学