研究課題
若手研究(B)
(1)寒冷環境下(5℃)における降雨は、高強度走運動時であっても運動開始初期における体温低下の原因となることが明らかとなった。また、降雨による身体冷却を原因とした運動効率の低下が酸素摂取量、心拍数、血漿乳酸濃度の上昇を起こすことが明らかとなった。(2)冷環境下(10℃)における降雨は、中強度走運動時の熱放散量を増加させ、体温の上昇を抑制することが明らかとなった。また、熱ストレスを原因とした心拍数、血漿エピネフリン濃度、血漿乳酸濃度の上昇を抑制することが明らかとなった。
運動生理学