研究課題/領域番号 |
15K16516
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
金指 美帆 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 助教 (10734527)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 生活習慣病 / 酸化ストレス / 糖尿病 / 筋萎縮 / 栄養 / 微小血管障害 / アスタキサンチン / 抗酸化 |
研究実績の概要 |
産前産後の休暇及び育児休業の取得に伴い所属機関を休職したため,平成29年度は全期間において研究活動を中断した.従って,平成29年度は「研究実績無し」である.
研究中断期間:2017年4月3日~2018年3月25日 研究再開予定:2018年4月1日
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
産前産後の休暇及び育児休業による中断のため,平成28年度の研究実施状況報告書より進展なし.
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今後の研究の推進方策 |
平成29年度は産前産後の休暇及び育児休業のため研究中断とし,平成30年度(2018年4月1日開始)より研究を再開する予定である.従って,本来,平成29年度に予定していた研究実施計画を平成30年度の研究実施計画とする. 具体的には肥満型2型糖尿病における骨格筋インスリン刺激性糖取り込み障害を改善する条件設定を検討し直すために,高脂肪食摂取によるインスリン抵抗性モデルラット(肥満)や他の糖尿病モデル動物での検討を計画している.また,アスタキサンチン投与による微小血管構造の維持に成功したにも拘らず,糖取り込み能の改善に至らなかった要因に関して,骨格筋のみならず肝臓でのインスリン抵抗性についても検証を行う計画である.そして,肥満型2型糖尿病モデルでは,肥満に伴い脂肪細胞から分泌されるアディポネクチン(Ad)の作用低下,及びAd/その受容体AdipoRの作用低下が,2型糖尿病の主要因であると報告されていることから,それらの関連因子についてもアスタキサンチン投与による影響を解析していく計画である.
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次年度使用額が生じた理由 |
前述の理由により,平成29年度は研究中断のため,平成30年度に使用額が生じた.使用計画としては,試薬消耗品,及び実験動物購入に使用する予定である.
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