研究課題
若手研究(B)
本研究では、非天然アミノ酸を用いずに、タンパク質の活性を損なうことなく、タンパク質のN末端特異的に機能性分子を修飾する新手法の開発を行った。そして、このN末端特異的修飾法を用いて、抗体医薬として臨床で用いられているIgG抗体に対して抗がん剤を修飾した抗体薬物複合体の新規合成法を開発した。さらに、これらの研究過程を通じて、ケージド抗体薬物複合体の合理的な設計指針に関する知見を得ることができた。
化学生物学