|
オルガネラ膜上では、受容体や輸送体などの機能分子がアッセンブリー（会合から生まれる集合体）を形成することで、シグナル伝達や物質輸送を駆動している。よって、生命現象を分子レベルで解明するには、オルガネラ膜上分子アッセンブリーの構造とその形成メカニズムを明らかにすることが求められている。しかし、従来技術では、生きている細胞内で、どのような分子が会合し集合体を形成しているかを解析することができない。本研究は、申請者が独自に開発した「HRP発現型・高特異性EMARS法」を用いて、生細胞のオルガネラ膜上分子アッセンブリーを明らかにすることを目的とし、（１）各種オルガネラ膜上分子アッセンブリー同定法の確立しようとした。
本年度は育児休暇中のため、中断中である。
|
