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2016 年度 研究成果報告書

冷戦リベラリズムと冷戦人道主義:合衆国による仏領インドシナへの介入を中心に

研究課題

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研究課題/領域番号 15K16589
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 地域研究
研究機関大月短期大学

研究代表者

佐原 彩子  大月短期大学, 経済科, 助教 (70708528)

研究協力者 Yen Le Espiritu  
Ma Vang  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードアメリカ研究 / 人道援助 / 冷戦
研究成果の概要

仏領インドシナ地域での難民避難援助が実行されたのは、アメリカによる経済援助政策の一環であったことが明らかとなった。これには、1949年に中華人民共和国設立によって発生した「難民」に対して、西欧の人道主義活動団体が難民援助を行っていたことが影響していたこともわかった。ドイツおよび香港で難民援助活動に経験のあった国務省職員が実際に関わり、人道支援活動にアメリカの慈善団体が参加することで、アメリカ市民の善意を示すことが目的とされていたことが明らかになった。政府の政策でありながら、政府を前面に押し出さない、市民間の援助が、当初よりアメリカ政府関係者によって模索されていた。

自由記述の分野

アメリカ研究

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公開日: 2018-03-22  

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