研究課題
若手研究(B)
本研究では、奄美群島北部(笠利・龍郷・名瀬)における在地の伝承をもとにした神社の創建と継承に着目し、地域社会が神社を受容する上で、現地の宗教文化がどのような役割を果たすのかを明らかにする。具体的には、神社の巡検やインタビュー、文献資料の収集を通して、奄美群島の神社が地域で受容されるうえで、ユタのシャーマニズムやノロ祭祀、祖先崇拝といった現地の民俗文化が重要な役割を果たしていることが明らかとなった。
宗教人類学